数研1級攻略への道 2次難易度について

2次は7題ある。

 

1~5題から2題選択をし、6,7題は必答である。

 

1題1点で、合格は2.5点以上である。

 

選択問題について。

 

4題目は確率統計であることが多い。

 

検定問題であることが多い。

 

回帰直線、正規分布カイ二乗分布あたりが頻出である。

 

右側、左側、両側検定の解釈は必須である。

 

4題目の正答率が高く、落とせない。

 

他の問題については、整数が良く出る。

 

難易度は高い場合が多い。

 

合同式の扱いには充分慣れておく必要がある。

 

大学入試問題レベルの問いも混じる場合が多い。

 

目利きが必要である。

 

4題目は選択するとして、残りは部分点を狙う感覚で取り組むと良い。

 

必答問題に関しては、線形代数微積分からの出題が多い。

 

典型的なものが多く、大学教養レベルの数学力があれば対応可能である。

 

以上より、選択問題で4題目を完答し1点、選択問題残りで部分点0.5点を獲り、必答問題で2題完答し2点。

 

感覚的には3.5点の出来で、記述の減点部分を考慮し、2.5点以上を獲り、合格といったシナリオが考えられる。

 

1次よりも2次が易しいという声を聞くが、所感としては1次よりも2次が難しく、鍛錬が必要である。

 

帝国大学理系以上の数学力がある前提で、過去問を5年分以上演習すれば傾向がつかめるから、市販の問題集から出題されやすいテーマを考え、週2時間、1年ほど学習すれば合格できるだろう。

 

ちなみに数検1級の問題集はほとんどの書店で売っていない。

 

馬鹿野郎。

 

2018.12.02